行基さんゆかりの寺院を訪ねて ~北限編~
行基さん大感謝祭実行委員会では、2023年に日本全国に伝わる「行基さんゆかりの地」の北限と南限を訪問する活動に取り組みました。
その活動報告は、「行基さん大感謝祭2023」当日に飛火野の会場に設置したモニターで来場者の皆さまにご覧いただきました。そして、より多くの皆さんにご覧いただきたく、大変遅くなりましたがホームページ用に再編集したうえでここに公開させていただきます。こちらは「~北限編~」になります。ぜひご覧ください。
行程
2023年(令和5年)9月29日(金)
伊丹空港(集合) ~ 花巻空港 = 天台寺(岩手県二戸市) = 秋田県大潟村(泊)※走行距離261km
2023年(令和5年)9月30日(土)
宿舎 = 宝光院(秋田県男鹿市) = 地蔵院(岩手県一関市) = 黒石寺(岩手県奥州市) = 花巻空港 ~ 伊丹空港(解散)※走行距離236km
9月29日(金)快晴
行基さんゆかりの寺を訪ねて
いざ、みちのくへ
花巻空港からは車で大移動
ひたすら高速道路を走り・・
天台寺(岩手県二戸市)
まずは最北限の天台寺へ
赤ずきんのお地蔵さんに迎えられ
最北限到達
ご住職はご不在でしたが境内をご案内いただきました
配付チラシもはるばるみちのくへ
住所
岩手県二戸市浄法寺町御山久保33-1
創建
(伝)神亀5年(728年)
開基
(伝)行基(開山)
行基さんとのご縁
奈良時代の神亀5年(728年)に行基菩薩が聖武天皇の命を受けて、八葉山と命名し、山中の桂の大木を刻んで本尊聖観音菩薩とし、天皇直筆の額を掲げて開山したとされている。
宿舎に向かう途中の夕焼けが大変きれいでした
調査2日目の朝 エネルギー補給して、いざ出発
宝光院(秋田県男鹿市)
2日目最初の訪問は宝光院@男鹿市
ご住職にご案内頂きました
行基作と伝えられる地蔵菩薩
配付チラシもはるばるみちのくへ
目立つところに掲示されていました
住所
秋田県男鹿市脇本百川相ノ沢61
創建
不明
開基
不明
行基さんとのご縁
行基菩薩千二百五十年御遠忌記念誌「行基菩薩」記載の行基ゆかりの寺院
再び岩手県へ
地蔵院(岩手県一関市)
地蔵院@一関市
手入れの行き届いた境内が印象的でした
ご本尊が行基さん作と伝えられる(※赤線部分)
ご住職の奥様にご案内頂きました
集合写真@地蔵院
住所
岩手県一関市千厩奥玉字上川原43
創建
不明
開基
不明
行基さんとのご縁
行基菩薩千二百五十年御遠忌記念誌「行基菩薩」記載の行基ゆかりの寺院
2024年の「行基さん大感謝祭」にお越しくださいました!
訪問させていただいた翌年の「行基さん大感謝祭」に、遠路遥々岩手県からご住職とご夫人がお越しくださいました。後日寺報をお送りくださいましたので、こちらでもご紹介いたします。
空模様を気にしながら最後の目的地へ
黒石寺(岩手県奥州市)
最終目的地 黒石寺@奥州市
前住職にご案内頂きました
本尊も見せて頂きました
住所
岩手県奥州市水沢黒石町山内17
創建
(伝)天平元年(729年)
開基
(伝)行基(開山)
行基さんとのご縁
行基菩薩千二百五十年御遠忌記念誌「行基菩薩」に記載
当初は東光山薬師寺と称したが、延暦年間の蝦夷征伐の戦火に遭って寺は焼失。 大同2年(807年)飛騨(岐阜県)の工匠が方七間の薬師堂を再建、嘉祥2年(849年)慈覚大師円仁が復興して妙見山黒石寺と改名。旧暦1月7日夜から翌暁にかけて蘇民祭が行われる。
全ての行程を終えて、帰路につく
行基さんの活動の広がりを感じた2日間でした
行基さん大感謝祭実行委員会